10000系(ニューレッドアロー)

 

1969年の西武秩父線開業と同時にデビューした初代特急レッドアロー号5000系の代わりに、1993年に登場した特急車両です。
「ゆとりとやすらぎの空間」をコンセプトに、ゆったりとしたシートピッチや車内案内表示器のほか、車いすでのご利用を配慮したシートやトイレも完備しています。また、車両性能面では、西武秩父線の山岳区間を安全に運転するための強力な主電動機と抑速ブレーキ付発電ブレーキを備えています。
池袋線・西武秩父線では「むさし」「ちちぶ」として活躍していましたが、2020年3月に運行を終了しました。現在は、新宿線にて「小江戸」として、ビジネスにレジャーに多くのお客さまにご利用いただいています。2003年に内装や制御装置を変更して1編成増備しましたが、それ以前の車両についても、内装のリフレッシュ、洋式トイレの自動ドア化などのバリアフリー化を図りました。

主要諸元

2019年12月18日現在

固定編成 保有車両数 製造初年

7

63

1993年

車体

扉数(1両片側) 座席配置 サービス設備

1または2

クロス

自動放送
案内表示
車いすスペース
トイレ
自動販売機
SEIBU FREE Wi-Fi

走行装置

モーター出力kw 制御方式 ブレーキ

抵抗150
VVVF135

抵抗または
VVVF

空気・発電・抑速または
空気・回生

デザインバリエーション

「レッドアロークラシック」

「レッドアロークラシック」 外観

「レッドアロークラシック」 外観

特急レッドアロー号に使用している車両(10000系)1編成を、西武秩父線開通時に登場した「初代レッドアロー号」の塗装色に変更して運行しています。
初代レッドアロー号は、1969年10月に西武秩父線開通と同時に登場し、奥武蔵・秩父方面へ観光輸送をはじめとして、快適な車内での通勤輸送にも活躍しました。1993年12月に現在の特急レッドアロー号の車両が登場し、1995年10月に引退するまで多くのお客さまに親しまれ、ご利用をいただきました。
2011年11月27日(日)~2013年5月8日(水)の間、「レッドアロークラシック」には、車内座席のテーブル背面に昔の写真(1965年頃の西武線沿線の風景)を掲出しました。長年お客さまにご利用いただいていることへの感謝の気持ちを込めるとともに、ご利用のお客さまに昔を懐かしんでいただきました。
2020年3月に池袋線・西武秩父線での運行を終了しました。