西武鉄道

2024-10-08

列車案内表示器のカラーユニバーサルデザイン及び新宿線系への英語放送などの導入を行い、安心して利用しやすい駅を目指します

 西武鉄道株式会社(所在地:埼玉県所沢市、社長:小川 周一郎)は、より多くのお客さまが等しく鉄道運行情報を受け取り、安心して鉄道をご利用いただけるよう、駅等での視覚や聴覚によるインフォメーション・サービスの改善を図る取り組みを推進します。

1.列車案内表示器のカラーユニバーサルデザイン(CUD)対応を順次実施します

 現在、駅にある列車の列車案内表示器では重要なお知らせを赤文字で表示しておりますが、一部の色覚タイプの色弱者には赤色が暗く見え、認識しづらい表示となっています。そこで 2024年10月以降に更新する表示器から、文字色を黄色などに変更することで、色弱者のお客さまにも認識しやすい表示に順次更新します。また、列車種別の表示は色弱者が似たような色と認識してしまうことから、文字に影を入れ認識しやすくする改善を行います。
 これらの対応を行った列車案内表示器には、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構によるCUD検証を受け、合格したものに「CUDマーク」の貼り付けを行います。

2.ホーム自動案内放送の英語放送や優等列車の途中停車駅、遅延情報などを新宿線系にも追加します

 新宿線系の運行管理システム=SEMTRAC:セムトラック(SEIBU MULTIPLE TRAFFIC CONTROL SYSTEM)を10月14日(月・祝)に更新し、ホーム自動案内放送に列車接近時の英語放送や優等列車の途中停車駅、遅延情報等の案内を追加します。これによって、外国人旅行者や視覚情報に不安がある人でもわかりやすい情報を伝えられるようになります。運行管理システムの更新は昨年度の池袋線系に続いての実施となります。

 西武鉄道では、事業の根幹である安全・安心なサービスを追求することですべてのお客さまに快適に電車をご利用いただけるよう、設備・環境の整備を引き続き実施してまいります。

CUD

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