奥武蔵のハイカーに人気の山、伊豆ヶ岳を訪ねる
奥武蔵と秩父の境に位置する正丸峠から伊豆ヶ岳山頂に向かいます。途中の尾根道や山頂の岩場からは素晴らしい眺望が楽しめます。
その昔、足の弱った母を背負って、足腰の病に霊験があるといわれる子ノ権現まで峠を越えて行き、その治癒を祈願したという孝行息子「正丸」にちなんで名付けられたといいます。
奥武蔵を代表する名峰。展望が開け、天気が良いと伊豆半島まで眺望できるともいわれることから「伊豆ヶ岳」の名がつきました。
西武秩父線の開通とともに1969年10月14日に開業。伊豆ヶ岳をはじめとする健脚向けルートの登山口として利用されています。
金の胎内仏を持っているとして、古くから霊験あらたかな仏として信仰を集めてきました。昔の人は、懐妊すると仏前の旗をいただき、腹巻にして出産の日を待ったといわれています。