歴史と清流の里・高麗から美しい花たちが咲き競う巾着田へ
縄文期から人が暮らし、古代には高麗人が移り住んだという高麗の里。歴史を伝える神社仏閣を訪ねたあとは巾着田へ。秋は曼珠沙華やコスモス、春は桜や菜の花が楽しめます。
START・GOAL 高麗駅
①高麗石器時代住居跡
②聖天院
高麗王・若光(じゃっこう)の菩提寺として建立された寺院。重厚な山門や風格ある本堂は歴史の重さを感じさせます。(武蔵野三十三観音第26番)
③高麗神社
高麗王・若光(じゃっこう)の徳をしのび建立された神社。近年では多くの政界・法曹界など各界の著名人が参拝に訪れる「出世明神」としても有名。
高麗家住宅
江戸時代の古民家。高麗神社の神官を代々勤めてきた家の住宅で高麗神社境内にあります。
④野々宮神社
野々宮神社の創建年代等は不明ながら、社家である野々宮家の先祖は日向国タカサダの地より来往したといわれています。
⑤満蔵寺
真言宗智山派寺院の満蔵寺は、南幢山持地院と号します。創建年代は不明ですが、僧慶順による開山と伝えられます。
⑥あいあい橋
橋長91.2m。日本最長級の木製トラス橋とされており、巾着田観光のシンボルにもなっています。
⑦巾着田の花
秋の気配が近づく頃、あたり一面を真紅に染めて、約500万本の曼珠沙華が、「高麗の里 巾着田」に咲き誇ります。(見頃:9月中旬~10月上旬)
⑦巾着田の由来
高麗の里を流れる清流、高麗川が蛇行し、作り出された「巾着田」。日和田山から眺めると、ちょうど巾着袋の形に見えることからいつしかその名がついたのだとか。
高麗郷古民家
江戸時代末期から明治時代に建設され、旧新井家住宅とも呼称される古民家。国の登録有形文化財となっています。
⑧水天の碑
天明の飢饉に続いて天保の飢饉に見舞われ、台村の人々が天災や水難事故を鎮めるために建立したといわれています。