かわら版 2019年9月号
2/16

設備災害対策による台風・豪雨地震土砂崩壊対策●24時間体制のレール温度監視 夏の暑さによりレールが変形することを防ぐ ため、線路状態の把握に努めています。●砕石補充 クッションの役割をする砕石を随時補充し、線路の 抵抗力を高め変形を防いでいます。●土砂崩壊検知装置(池袋線6ヵ所・西武秩父線22ヵ所)の設置 山間部の土砂崩壊や落石の危険がある場所に設置しており、センサーを取り付けた検知柵と金網で異常を検知します。運転司令では常に動作の 有無を監視しています。土砂崩壊検知装置●地震計・早期地震警報システム 沿線の各エリアに地震計を設置しているほか、気象庁の緊急地震速報を活用した早期地震警報システムを導入しています。自動的 警報が 猛暑震度4以上の地震が発生するとの情報を受信気象庁のりめん●法面の改良さいせき線路脇の斜面の安定化を図り、土砂崩壊を防止しています。多摩湖線 台風による法面崩壊の様子(2016年)西武秩父線 大雪で駅が埋まっている様子(2014年)受信サーバー(司令所内)[早期地震警報システム]システム作動、列車 緊急地震速報地震発生※イメージ01Pick Up

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る