かわら版 2020年12月号
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鉄道友の会が、前年に国内で正式に営業運転を開始した新造 の中から最優秀と認めた車両を選出する賞。1958年から続く 西武鉄道では1970年に受賞した初代特急車両「5000系 以来、50年ぶりに受賞しました。Laviewがブルーリボン賞を受賞したことをとてもうれしく思います。プロジェクトチームで妹島先生と「次の100年を担う特急車両の在り方」を議論したことが昨日のことのように思い出されます。議論を重ねながら、時には妹島先生の提案に度肝を抜かれながら、形になっていく過程はとても貴重な体験でした。そして、Laviewが完成し、その姿を見た時の感動は決して忘れないと思います。これからもご利用いただくお客さまにLaviewを楽しんでいただきたいと思います。Laviewが完成した姿を見た時の感動は決して忘れないLaviewが完成した姿を見た時の感動は決して忘れないLaviewが完成した姿を見た時の感動は決して忘れないプロジェクトチーム 饗庭さん(当時 西武HD出向 経理部)ブルーリボン賞とは多くの人の力と想いから生まれたLaview出発点となるコンセプトを言語化「次の100年を担うフラッグシップトレイン」として妹島先生にデザインを依頼するにあたり、出発点となるコンセプトをどのようなものにするか。ご利用されるお客さまはもちろん、沿線にお住まいの方々、そしてまだ西武線に縁のない方々が、「乗ってみたい」と思える特急、またこの特急を運転・整備する社内の関係者が「誇り」を感じる特急。その言語化は大変やりがいのあるものである一方、さまざまな人の想いを盛り込むことに非常に苦心しました。プロジェクトチーム 鷲澤さん(当時 管理部)議論や検討を重ねた先の「スマイル」議論や検討を重ねた先の「スマイル」議論や検討を重ねた先の「スマイル」2016年の途中から設計業務に携わってきました。当初から、窓ガラスや腰掛、車体塗装などさまざまな検討課題ばかりで、社内外で議論を重ねる日々でした。印象に残っている車両設計はスマイル表示機能を設けたことです。お客さまとの新たなコミュニケーションツールとして、当社では初の採用となります。「50年ぶりにブルーリボン賞を受賞できてスマイル!スマイル!」車両部 牛塚さんLaviewがスマイルに!※プロジェクトチームとは:ユーザー目線での情報提供などを行うため、西武グループから若手  03

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