かわら版 2021年9月号
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お客さまに安心して電車をご利用いただくために。雨  線路保守作業に取り組んでいます。今号では、ご覧に 西武鉄道工務部は「お客さまの安全・安心を確保し、働く社員の安全も確保する」をミッションに、乗り心地の良い線路を維持し続ける保線業務と、駅建物やトンネル・橋梁などを維持管理する土木・建築業務に取り組んでいます。今回は、線路を守る「保線業務」についてご紹介します。毎日、1両40tもある電車が通過することで線路は疲労し、レールにゆがみや傷が発生する場合があります。線路の点検は、お客さまに「安全に」目的地までご利用いただくために欠かすことのできない業務です。お客さまの安全を守 工務部保線業務線路のゆがみ線路の基本構造線路の特性道 床砕石で構成され、マクラギに伝わる電車の荷重を広く分散させる役割を担っています。マクラギレールを固定し、電車の荷重を道床に伝達させる部材です。1本約160~350kgあります。レールレールは1mあたり約50~60kgあります。鉄製のため、暑いとレールは伸び、寒いと縮みます。マクラギレール道 床01Pick Up

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