かわら版 2021年10月号
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●❶レールの重軌条化 高架区間では、レール重量が1mあたり60㎏の  レールを使用し、騒音・振動を低減しています。●❷レールの定期的な削正 夜間に保線機械(レール削正車)でレール  頭頂面を削り、騒音の低減と長寿命化、乗り心地の向上を図っています。●❸「防音壁(吸音板)」の設置  高架区間では防音壁を設置し、騒音を低減しています。●❹「消音砕石」の散布 高架区間におけるコンクリート道床に  消音砕石を散布し、騒音の低減を図っています。●❶「シングルアームパンタグラフ」を採用 従来の「ひし形パンタ  グラフ」と比較して、走行時の風切り音を低減しています。●❷「電子ホーン」を採用 やわらかな音へ。●❸「防音車輪」の採用・車輪の削正 カーブ区間における「きしり音」  を低減するため防音車輪を採用。また、定期的な「車輪の削正」により  車輪表面の凹凸をなくし、走行時の騒音を低減しています。●❹「電動空気圧縮機」を交流化 ブレーキ装置の動作やドアの開閉に  使用する電動空気圧縮機を交流化し、モーターの回転音を低減しています。VOC(揮発性有機化合物)への取り組み塗料から発生するVOCを削減するため、低VOC塗料を採用。また、駅で使用する鉄骨材の一部には、塗装を省略できる溶融亜鉛メッキ鋼材を使用し、VOC100%削減を図っています。  低VOC塗装・亜鉛メッキ処理亜鉛メッキ処理(池袋駅)04ピックアップ

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