文春まんが 読みとくシリーズ2 鉄道会社のここが知りたい!
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鉄てつ道どうによって町まちと町まちが結むすばれ、さまざまな場ば所しょに手て軽がるに行いけるようになったんだ。西せい武ぶ鉄てつ道どう沿えん線せんの観かん光こう地ちやレジャー施し設せつなどを紹しょう介かいするよ。鉄てつ道どうの沿えん線せんには歴れき史しある街まちや寺じ社しゃがあったり、豊ゆたかな自し然ぜんがあったりと、いろいろな魅み力りょくをもつ場ば所しょがあるよ。電でん車しゃに乗のりながら、宝たから物もの探さがしのように観かん光こうスポットを探さがしてみるのもおもしろいよ。町まちと観かん光こう地ちをつなぐ本ほん川かわ越ごえ駅えき近ちかくには、「小こ江え戸ど」と呼よばれる江え戸ど町まち屋やの景けい観かんを残のこす蔵くら造づくりの街まち並なみや、「時ときの鐘かね」など、歴れき史し的てき建けん造ぞう物ぶつがたくさんあるんだ。高こ麗ま駅えきの近ちかくに、一いち面めんに曼まん珠じゅ沙しゃ華げが咲さく「高こ麗まの里さと・巾きん着ちゃく田だ」があるよ。秋あきには約やく500万まん本ぼんの花はなが咲さくんだ。秩ちち父ぶでは毎まい年とし12 月がつ2ふつ日か、3みっ日かに「秩ちち父ぶ夜よ祭まつり」が開かい催さいされるよ。300年ねん以い上じょう続つづく秩ちち父ぶ神じん社じゃの例れい大たい祭さいなんだ。西せい武ぶ秩ちち父ぶ駅えきから歩あるいて15分ふんの羊ひつじ山やま公こう園えんの芝しば桜ざくらの丘おかでは、4月がつ中ちゅう旬じゅん頃ごろから9種しゅ類るい40万まん株かぶの芝しば桜ざくらが咲さきほこり、大おお勢ぜいの人ひとが訪おとずれるよ。荒あら川かわの流ながれを、船せん頭どうさんがあやつる和わ舟ぶねで下くだる「長なが瀞とろラインくだり」は、水みずしぶきを浴あびるスリルや、秩ちち父ぶ赤せき壁へきなどの絶ぜっ景けいも楽たのしめる。西せい武ぶ園えん駅えき近ちかくに狭さ山やま丘きゅう陵りょうと呼よばれる豊ゆたかな森もりがあって、「トトロの森もり」などきれいな風ふう景けいがたくさん楽たのしめるよ。城じょう下か町まち花はなの名めい所しょお祭まつり自し然ぜん公こう園えんラインくだり森もりを散さん歩ぽ西せい武ぶ秩ちち父ぶ駅えき構こう内ないが改かい装そうされ、温おん泉せんや飲いん食しょく・物ぶっ販ぱん店てん舗ぽをもつ施し設せつに生うまれ変かわろうとしているよ。駅えきのそばで秩ちち父ぶの温おん泉せんにつかったり、名めい物ぶつを味あじわえるのは魅み力りょく的てきだよね。観かん光こう地ちの魅み力りょくをさらに高たかめていくのも、鉄てつ道どう会がい社しゃの大だい事じな役やく割わりなんだ。観かん光こう地ちの魅み力りょくを高たかめる2017年ねん春はるに開かい業ぎょう予よ定ていだよ。鉄てつ道どうがいろいろな場ば所しょをつなぐ94● 1969年ねんに開かい業ぎょうした西せい武ぶ秩ちち父ぶ線せんは、かつては武ぶ甲こう山ざんからとれる石せっ灰かい石せき(セメントの原げん料りょう)輸ゆ送そうにも使つかわれていたんだ。

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