西武ニュース 2016年3月号
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Vol.11資料提供:(株)ネコ・パブリッシング 『写真で見る 西武鉄道100年』より相互乗り入れ開始へ 西武有楽町線練馬~新桜台駅間開業を前に営団地下鉄(現・東京メトロ)07系と非常連結試験を行う6000系1994(平成6)年10月12日 練馬駅付近 撮影:佐藤利生西武有楽町線出発式新桜台~小竹向原駅間で暫定開業した西武有楽町線の発車式1983(昭和58)年10月1日 新桜台駅 撮影:西武鉄道元町・中華街へ2013(平成25)年3月16日、ダイヤ改正初日に飯能駅で出発式を行った6158Fの1706列車・快速急行「元町・中華街」行き2013(平成25)年3月16日 保谷~大泉学園駅間 撮影:佐藤利生1983(昭和58)年10月、西武有楽町線の最初の区間が新桜台〜小竹向原駅間で開業。その後、練馬駅まで伸びて、1994(平成6)年12月に池袋線とつながりました。しかし、当時は新桜台〜練馬駅間に一部単線区間があったため、池袋線との直通は行わず、複線完成時の1998(平成10)年3月から池袋線・西武有楽町線・営団地下鉄(現・東京メトロ)の相互直通運転を開始しました。西武鉄道の地下鉄直通運転は、東京にターミナルのある私鉄では最後のスタートになりましたが、その後は急激に発達していきました。2008(平成20)年6月から、東京メトロ副都心線への乗り入れを開始。練馬駅からの池袋線の地下鉄乗り入れは2方向となり、西武鉄道は東京都心に新木場、渋谷という、ふたつの発着点を持つことになりました。さらに2013(平成25)年3月には、渋谷駅で副都心線と東急東横線との乗り入れが始まったことから、西武の電車が東急東横線、横浜高速鉄道(みなとみらい線)に乗り入れ、元町・中華街駅まで走り抜けることになりました。相互直通運転の変遷乗り継ぎをなくして利便性が向上する、他社線との相互直通運転。より効率的で迅速な輸送サービスを実現しています。13

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