西武ニュース 2016年4月号
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最終回資料提供(一部):(株)ネコ・パブリッシング 『写真で見る 西武鉄道100年』より2008 (平成20)年4月26日に新宿線でデビューした30000系。スマイルトレインという愛称で、多くの人たちに親しまれています。車両や駅施設の近代化と省エネ化、またバリアフリー化が進んでいる現代。2008(平成20)年4月、スマイルトレインの愛称を持つ30000系が登場。これまでとは違い、車両設計担当だけではなく、社内の幅広い部署の女性社員を交えたプロジェクトで、デザインや内装を吟味しました。 設計コンセプトは「SmileTrain〜人にやさしく、みんなの笑顔をつくりだす車両〜」と定め、安全性・快適性に加え、ユニバーサルデザインや省エネにも配慮した車両となっています。プロジェクトメンバーの意見を取り入れて一新した卵がモチーフの丸みを帯びたデザインも随所に採用されています。 さらに、2016〜19年度に新型通勤車両40000系を導入し、2017年春から順次運転を開始。30000系の後継として「人にやさしい、みんなと共に進む電車」をコンセプトに、「やさしさ」「沿線に寄り添う」「未来志向・先進性」をキーワードとした、これからの100年に向けて走り出す「進化したスマイルトレイン」となります。そして新時代へ「でかける人を、ほほえむ人へ。」新型通勤車両「40000系」(イメージ)スマイルトレインデビュー 新宿線でデビューを飾った「スマイルトレイン」は1ヵ月後池袋線にも投入2008(平成20)年6月22日 萩山 撮影:尾形憲昭お客さま目線でデザインした車内。やさしく広々とした印象を与えている 撮影:レイル・マガジン12

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