西武ニュース 2016年12月号
14/16

Profile高校3年生の時に出合った柔道の魅力に引き込まれ、その道へ。輝かしい成績を築きあげ、指導者としても活躍。現在は、多くの組織の理事なども兼任しています。Schedule6時に起床して7時に出勤。大学生に生涯スポーツの基礎となる体育実技を教えています。Holiday柔道の審判を務めたり、地元練馬の小学校で特別授業を行ったりと、1日休めることがあまりないため、のんびりと過ごしてみたいそうです。Skill up積極的に講演などに参加して、スポーツ関係のことを中心とした知識を蓄えています。その知識をしっかり伝えるべく、表現方法にも注力しています。My favorite place小さい頃、よく遊んでいた「としまえん」がお気に入りの場所。スリル満点のコースターをはじめ、さまざまなアトラクションで楽しめます。流れるプールやイルミネーションなど季節ごとの催しものも充実しています。交通 豊島園駅から徒歩1分住所 練馬区向山3-25-1時間 10:00~16:00 ※営業時間は曜日や季節によって異なります。定休日 火・水TEL (03)3990-8800ソウル、バルセロナ、アトランタの大会で獲得したオリンピックメダル。これからもずっと輝き続けます。柔道日本代表として3度のオリンピックに出場し、すべての大会でメダルを獲得。現在は、スポーツにおいて文化の発展や地位の向上を図るべく、日々精力的に動いています。田辺 陽子さん(日本大学法学部准教授)vol.8豊島園駅見つけた!強い気持ちを抱き続け、一つの道を進んでいく!オリンピック3大会連続でのメダル獲得や、全日本女子選手権6連覇を達成するなど、女子柔道界のエースとして数々の成績を収めてきた田辺さん。柔道に出合ったのは高校3年生の時。講道館に通い、日本大学に進学、本格的に柔道を始めました。バルセロナオリンピックで銀メダリストになった後に一度引退するも、後悔だけは残したくないという思いから現役復帰。試合に勝てるのだろうかという不安にも打ち勝ち、再び銀メダルを獲得しました。挑戦し続けてきた経験が今でも役に立っていると語る田辺さん。現在は、全日本柔道連盟の理事や、選手の意見を組織運営に反映させる目的で設立された、アスリート委員会の委員長などを兼任。2020年の東京オリンピックを成功させ、開催を契機に生み出される持続的な社会への効果〝オリンピックレガシー〞を残すべく、果敢に取り組んでいます。次世代のために、スポーツにおいて文化の発展や地位の向上に努める一方、技術だけではなく、自立心を持った、成熟した選手を育成するため、精神面の指導にも携わっていきます。田辺 陽子さん (日本大学法学部准教授)14

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る