西武ニュース 2016年12月号
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秩父まつり会館秩父屋台囃子の音楽が流れる中、昭和の名工がつくり出した笠鉾や屋台、幕、彫刻などを目の前で見ることができます。また、プロジェクションマッピングを駆使した光と音による演出で、秩父夜祭を再現しています。交通 西武秩父駅から徒歩約15分住所 秩父市番場町2-8時間 9:00~17:00( 4月~11月) 10:00~17:00(12月~ 3月) (入館は16:30まで)入館料 一般410円、小中学生200円定休日 第4・5火(祝祭日は開館)、12月29日~1月1日お問合せ (0494)23-1110秩父夜祭お問合せ 秩父まつり対策本部 TEL.(0494)25-5209絢爛豪華な笠鉾と屋台を見事な手さばきで曳き廻す!「秩父夜祭」は、秩父神社の女神・妙見様と武甲山の男神・龍神様が年に一度、御旅所で出会うという伝説が語り継がれている秩父地方で一番壮大なお祭りです。巧みな技でつくられた極彩色の彫刻や刺繍などに彩られた2基の笠鉾と4基の屋台。数百人が力を合わせて、冬の夜空に打ち上げられる花火をバックに曳き廻すシーンは圧巻です。また、屋台行事と神楽は、国指定重要有形・無形民俗文化財に指定。11月5日現在、「秩父祭の屋台行事と神楽」を含む、国指定重要無形民俗文化財33件の「山・鉾・屋台行事」が、ユネスコ無形文化遺産に登録申請されています。中近笠鉾総体黒塗りで、いたるところに彫刻を施した宮殿風な造りは端正で風格があります。下郷笠鉾秩父一の大きさ。白木造りで4,300枚もの飾り金具がついており、神々しさを醸し出しています。宮地屋台屋台の中で最も古く、装飾彫刻も屋型との均整を保ち、端正な姿をとどめています。上町屋台屋台の中で一番大きな屋根を持っています。鯉の滝上りが描かれた後幕の刺繍は傑作です。中町屋台屋台の前後を飾る鬼板は、屋台の中で最も大きく、日本神話を題材にした彫刻です。本町屋台ダルマ屋台と親しまれており、金箔押しの上に彩色した彫刻など贅沢な造りとなっています。秩父屋台囃子笠鉾と屋台が曳き廻されている際に演奏される祭囃子。土台や楽屋の中で演奏するため見ることはできませんが、3日の「秩父郷土芸能公開」で演奏を楽しめます。もとまちなかまちかみまちみやぢしたごうかさぼこなかちかかさぼこホーリャイホーリャイ秩父夜祭マメ知識屋台芝居4町内の当番制で行われる本格的な歌舞伎です。屋台本体に張出舞台を付けることで、歌舞伎舞台に早変わりします。笠鉾と屋台の見分け方本来笠鉾は三層の花笠をつけていましたが、電線架設により外して曳くようになりました。後ろに幕のあるものが屋台、無いものが笠鉾と区別できます。後幕おたびしょユネスコ無形文化遺産登録に向けて申請中の「屋台・笠鉾」をゆっくり見るには、12月2日(金)宵宮がおすすめ!よいみや7※価格はすべて税込です。 ※くわしくは各施設にお問合せください。 

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