西武ニュース 2017年1月号
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Profile日本の文化が好きで、特に神社や神話などが好き。書道や華道、茶道の他、舞や香道なども学んでいます。Works一般的に神主さんと呼ばれている神職。神社を常に清廉に保ち、守り続けています。参拝客の対応や御祈祷の執行に従事しています。Holiday旅行することが趣味で、訪れた土地の神社や寺院に伺うことが多いです。建物や境内を見るだけではなく、そこで働いている人の所作なども見て良い点を取り入れています。Skill up発声や作法などについて、皆さまからいただいたアドバイスを活かし、創建1000年に向けて盛りあげていくべく奮闘しています。My favorite place川越の名産品などがたくさんそろっている川越市産業観光館「小江戸蔵里」。3つの蔵を改修して、2010(平成22)年にオープンしました。蔵の独特な雰囲気が細田さんのお気に入り。「おいしいものをいただけるので、ついつい立ち寄ってしまいます。」交通 本川越駅から徒歩3分住所 川越市新富町1-10-1時間 営業時間は店舗によって異なります。定休日 元日(臨時休館日あり)TEL (049)228-0855川越八幡宮の御朱印帳。八幡宮の御使い・御神鳥として崇められている鳩のイラストが描かれています。水色とピンクの2種類。(1,200円、御朱印込みの場合1,500円)ごしんちょうくらりごきとう2030年に創建1000年を迎える川越八幡宮で、昨年から神職として奉職。念願だった夢を叶えてなお、神職の道を極めるべく、日々精進しています。細田 淳和さん(川越八幡宮神職)vol.9本川越駅見つけた!強い気持ちを抱き続け、一つの道を進んでいく!日本の文化が好きで、大学で学んだことを活かした仕事がしたいという思いから、女性ではめずらしい神職課程を専攻した細田さん。一般的な家庭で育った彼女でしたが、ご両親も背中を押してくれました。専門的な知識や用語に不慣れな中、当初は多くの苦労がありましたが、持ち前の明るさと実直な性格でカバー。見事に神職資格を取得することができました。卒業後は、鎌倉の有名な神社で巫女として奉職。そして昨年、川越八幡宮で神職を募集していることを知り、すぐに応募。見事に採用されて、念願だった神職に就くことができました。「ご縁があって、神職として奉職できた」と謙遜されていましたが、努力を積み重ねてきたことが実を結びました。サポート的な役割だった巫女とは違い、神様に直接ご祈祷を行うなど、培ってきたことを存分に発揮できるので毎日が充実。アドバイスにもしっかり耳を傾け、さらなる飛躍を目指しています。「この道を進むと決めたからには、がんばっていきたい。」これまでのやわらかな笑顔から真剣なまなざしで話されていたのが印象的でした。細田 淳和さん (川越八幡宮神職)じゅんな14

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