西武ニュース 2018年2月号
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201こどものころ、学校の課外授業で行った社会科見学。工場や施設での作業を見学することで、製品づくりの裏側を知ることができ、楽しかった思い出があるかと思います。今号では、仲間やこども連れなど、おとなになった今だからこそ楽しめる社会科見学スポットを紹介します。西武線沿線には、都内でも数少ない酒蔵や、有名菓子メーカー、老舗の調味料メーカーの工場や施設があり、製造工程の見学ができます。生産現場を見たり、試飲・試食しながら製品の特長を知ることができます。見て、聴いて、触れて、新たな知識が身につく社会科見学。西武線に乗って、あの時のワクワクを甦らせてみませんか。1863(文久3)年創業の酒蔵。国の登録有形文化財に指定されている建造物を見ながら、日本酒やビールの製造工程を学べます。さらに、史料館の貴重な資料、売店「酒さけせら世羅」での試飲など充実した酒蔵見学が楽しめます。レストランでの食事も魅力です。交通拝島駅南口から徒歩16分住所福生市熊川1 見学時間10:30~、14:00~ 見学料 無料 定休日仕込みの繁忙期(予約時にご確認ください)TEL   (042)553-0100 (前日までに要予約)本蔵は国の登録有形文化財に指定されています「多満自慢」の大きなせいろ(甑こしき)が目印!左から、11月ごろ~5月初旬ごろまで蔵元でしか買えない「しぼりたて かめくち」(1,350円)と、やさしい香りで飲み飽きない純米大吟醸「たまの慶」(1,782円)見学内容 蔵見学▶史料館見学▶酒世羅で試飲※史料館や売店、レストランは自由に入ることができます1880(明治13)年に建造された本蔵の中は大きな 醸造タンクが並び、日本酒の香りに包まれています本ほんぐら蔵清酒「多満自慢(たまじまん)」を製造。おいしい日本酒をつくるために、玄米を精米する工程からはじめる徹底ぶり。冬場にのみ仕込みをする「寒造り(かんづくり)」といわれるつくり方をしています。各所を担当の方が案内してくれます。今回は軽快なトークが評判の名物案内人、橋本さんお待ちしてます!杉玉の色で日本酒の熟成具合がわかります!0103酒づくりに大切な仕込み水は地下150メートルから汲みあげた天然水。敷地内すべての用途に使われています。また敷地内には玉川上水から引かれた分水が流れています酒づくりには良い水が不可欠!02樹齢400年といわれる夫婦欅(めおとけやき)には、お米の神様とお水の神様が祀られています

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