西武ニュースremo 2021年8月号
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戦慄レベル ★★★★★かかしの里無事に“バンジー”を終えて安心しきっていた私に、「これの怖さは格別…」とスタッフさんがぽつり。え~、まだあるんですか(涙)。「キャニオンスイング」は、“特大バンジーブランコ”と呼ばれる、日本で唯一の“渓谷で行う”スイング型バンジー。「つまり大きなブランコですよね?」と、よくイメージを掴めないまま、無情にもテイクオフ! ぎゃああぁああ~!!!!!!(本日2回目) “振られる”動きを想像していた私をあざ笑うかのように、いきなり落下するブランコ。そして落下のあとは大きくスイング! うわ~揺れる~! 恐怖と爽快感で、感情がごちゃまぜになった私。体験直後は放心状態になり「当分やらなくて良いかも」と弱音を吐いたものの、帰りの電車に乗るころには「あの感覚をもう一度味わいたいなあ」と、すっかり“渓谷のモンスター”のトリコになっていたのでした。何とこの日は、「キャニオンバンジー」のグランドオープン日。「初日に挑戦できるなんてラッキー!」という記者魂はどこへやら、日本初の“ワイヤーだけで吊られた”ジャンプ台を前に立ち尽くした私。風が吹くたびにゆらゆらと揺れる不安定な足元…。下を見るのも怖い! 「僕は怖いので飛んだことがないです」と言うスタッフさんの笑えないジョークを聞き流しながら心が落ち着くまで深呼吸し、いよいよ“その時”が――。3、2、1…ジャンプ! ぎゃああぁああ~!!!!!! 体がふわっとして、何にも支えられていない、今まで感じたことのない“落下”の感覚。これが“グラビティ(重力)”! 絶叫しながら落下したあとは、とにかく「気持ちいい!」の一言。全身で風を感じながら見た渓谷の眺めは、“絶景”という言葉では足りないほど美しいものでした。“落下”している時間は、たったの2秒ほど。一瞬でありながら、私には“永遠”のようにも感じられたのでした…。「秩父ジオグラビティパーク」の目の前に、「かかしの里」の看板を発見し、気になったので立ち寄り! この辺りは、かつて秩父往還の宿場町として栄えた「贄川宿」という場所。軒先に腰掛けている住民に取材しようと声をかけるも…返事がない。“かかし”だ! 辺りを見渡すと、洗濯をするおばあさんも、仲良く遊ぶこどもたちも、みんな“かかし”で、その躍動感ある姿は本当に生きているかのよう。後日「かかしの里」代表者に話を聞くと、地元の方々がリサイクル品などを使って手づくりしたかかしは現在99体あり、100体目を制作中とのこと。次はどんなかかしに出あえるか楽しみです!板の間隔は、広いところで約50㎝! 「その辺りはヒビが入っているので、気をつけてくださいね~」とスタッフさん。冗談なのか、本気なのか…。とにかく怖い!戦慄の 戦慄レベル ★★★☆☆戦慄レベル ★★★★★にえかわじゅく次回もお楽しみに!ほっこり&ちょっぴりシュール?な“珍スポット”を発見!高すぎる・・・秩父ジオ SWING!!!JUMP!!!CANYON BUNGEECANYON BUNGEECANYON BUNGEECANYON BUNGEECANYON SWINGCANYON SWINGCANYON SWINGCANYON SWINGCANYON WA CANYON WA CANYON WA CANYON WA CANYON BUNGEECANYON BUNGEECANYON SWINGCANYON SWINGCANYON WA CANYON WA 11お出かけ日:2021年6月21日

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