データ集 「環境と人にやさしい」をテーマに開発された車両で、2000年2月にデビューしました。車体の素材にはアルミを使用し、大幅な軽量化を実現。走行音を減少させるとともに、電力回生ブレーキの採用と相まって電力消費量を抑え、省エネルギーにも貢献しています。また、このアルミ車体や座席のクッションなどは、リサイクルにも配慮しています。また、西武鉄道の車両としては初めて、ワンハンドル・マスコンや、LEDによる車外の種別・行先表示を採用。2002年以降の車両は床面を30mm下げてホームとの段差を少なくしています。 1993年に登場した当時は、10両固定編成の通勤車両で、車内案内表示器、車いすスペースなどサービス設備が充実。2003年から制御装置をVVVFインバータに、ブレーキを回生機能付にする改造工事を進め、2007年度に全編成の工事が終了。その後、国分寺〜多摩湖駅間でワンマン運転を実施するために、2019年度よりワンマン運転対応と4両固定編成化するための改造を実施し、2020年度に工事が終了しました。20000系車両9000系車両77データ集車両紹介
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