西武鉄道 会社要覧2023
80/102

データ集 西武秩父線の開業20周年を迎え、多様化するお客さまのニーズに対応すべく、1988年に登場。4両編成2扉セミクロスシート車両で通勤、行楽に対応し、秩父鉄道線内にも直通運転しています。車両性能は、101系と同様で山岳区間を安全に運転するための抑速ブレーキ付発電ブレーキも備え、寒冷地対策、トイレ、半自動式のドア、行先別に案内放送ができる分割放送などの旅客サービスも十分に配慮。4+4の8両編成でも運転し、横瀬駅で秩父鉄道の三峰口駅行きと長■駅行きに分割して運転しています。2003年からワンマン運転が可能な改造を実施しました。 西武線沿線各地域の活性化と新しい旅行スタイルの提供を目的に、全席レストラン車両として2016年4月に登場。愛称は、西武 旅するレストラン 「52席の至福」としました。 建築家の隈研吾氏によるデザインで、外装は秩父の四季と荒川の流れをダイナミックに表現。内装は渓谷などの自然をモチーフとしてイメージし、天井に柿渋和紙や西川材を使用。4000系車両(4両1編成)をリメークし、52名の定員で臨時電車として、池袋〜西武秩父駅間・西武新宿〜西武秩父駅間など土休日を中心に年間100日程度運行しています。4000系車両4000系52型車両79データ集車両紹介

元のページ  ../index.html#80

このブックを見る