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【開催レポート】
江古田駅デザインワークショップ

8月28日(水)に、日本大学藝術学部(以下、日藝)にて江古田キャンバスプロジェクトのワークショップ第3弾として「江古田駅デザインワークショップ」を開催いたしました。

このワークショップは駅空間という鉄道利用者・地域生活者とのコミュニケーションの場をまちの魅力の発信地として、学生のユニークなアイデアでデザインするワークショップです。作成したデザインは実際に江古田駅に装飾予定です。

これまでのワークショップ同様に、まずはキャンバスプロジェクトの概要をお話しした後は、8月7日の「まちがもっと面白くなるワークショップ」の内容をおさらいします。今回のデザインワークの土台に8月7日に考えた「キーワード」を使っていくからです。

2部構成のワークショップの第1部では、コピーライター小林秀雄さんに講師になっていただき、8月7日に考えた「キーワード」をもとに、見た人の心に残る江古田の魅力を表したキャッチコピーとロゴマークを作ります。
一人一人、悩みに悩んだ結果、選りすぐりの一案を絞り出しました。
笑顔が生まれるまちであることを『笑古田』と表現したものや、江古田の漢字をもじって「えこだ」とよむ造語、江古田のまちで『一休みどうですか?一杯どうですか?一風呂どうですか?』のように江古田でできること・してほしいことなどを語呂良く表現し、まちのイメージ・様子が浮かぶようなコピーが生まれました。

そのほかにも、思わずくすっと笑えるコピーから、直球なコピーなどそんな表現があったか!と発表をきくうちに学生ならではの視点・表現に江古田の可能性・ブランドイメージがどんどん広がっていきます。

第2部駅のデザイン講座では、日藝デザイン学科の笠井教授に講師になっていただき、駅のデザインを創りました。駅フロアの実際の形を見ながら、今回考えたロゴやキャッチコピーを配置していきます。

初めての駅デザインは想像以上に難しいもの。例えば、大きな面にどのくらいの大きさで、どのくらい間隔をあけると文字が読みやすいのか。駅という動きのある中で、どうしたら見てもらえるのか…など疑問は尽きません。

だけど難しい分、みんなで悩んで考えているせいか、どのチームもとても盛り上がっていました。
そして、実際に江古田駅に自分たちで考えたデザインが展開されるというワクワクを残してワークショップは無事に終わりました。

各グループに考えていただいたデザインは、今秋に実際に江古田の駅のデザインとしてお披露目予定です。参加者のみなさんによる江古田の魅力や想いがたくさん詰まった表現を見に、ぜひ江古田駅に遊びに来てください!

記事を書いた人

江古田キャンバスプロジェクト事務局