入曽駅
埼玉県挟山市
ARTIST
Abbey Rich /
田中紗樹
ART CONCEPT
Abbey Rich
日常に宿る遊び心。未来へ響く色彩のリズム
入曽駅のホーム中央から端までダイナミックに続くのは、オーストラリアを拠点に活動するAbbey Richによる巨大な壁画「Play into the
future」です。鮮やかな色彩と大胆なフォルムを用い、公共空間に「驚き」を取り戻すような、ポジティブなエネルギーに満ちた表現が特徴です。
テーマは大人になる過程で忘れがちな「遊び心」。二つのエリアで異なる視覚的リズムを生み出し、力強いインパクトから軽快な構成へと変化します。モチーフには「移動」や「遊び」が取り入れられ、駅や木々といった見慣れた風景を新しい視点で描き出しました。
変化し成長を続ける入曽の街とともに、この作品もまた世代を超えて人々の成長に寄り添います。子どもには想像力を、大人には笑顔を、そして年配の方には歩みが軽くなるようなひとときを。通勤・通学の始まりや終わりを笑顔で迎えられる、心の扉をひらくきっかけがこの駅に誕生しました。
【curation】NOMAL ART COMPANY
ARTIST PROFILE
Abbey Rich
Abbey
Richは、公共空間を中心に活動するアーティストで、特に地域住民と共同設計するパブリックアートに力を入れています。コラボレーション、参加型アプローチ、場所への応答性が作品の基盤にあります。
Abbey のプロジェクトは、親しみやすさと包摂性を大切にしており、色彩・パターン・温かみを通して、人々を歓迎する魅力的な環境を創り出します。
大胆でカラフルな壁画で知られていますが、近年は立体的なパブリックアートにも領域を広げており、オーストラリア国内での主要な受注制作も手がけています。作品はオーストラリア、イギリス、アメリカ、アジアなどで収蔵されています。
ART CONCEPT
田中紗樹
【エネルギー】の源流を描く、飾らない強さと軽やかさ
改札を入ってすぐ、駅の新たな顔として目に飛び込んでくるのは、アーティスト・田中紗樹による抽象画「raw
spirit」です。空間の余白や流れを大切にする彼女が、パワフルな色彩で駅に鮮やかな息吹を吹き込みました。
作品のインスピレーションの源は、アーティスト自身が入曽の街を歩く中で【感じた土地に根付く野草のようなエネルギー。図太さが】ありながらどこか軽やかで、生まれ持ったパワーをそのまま放つ植物の姿を、時にどっしりと、時に流麗なタッチで描き出しています。
地面から湧き上がるエネルギーがのびのびと広がっていくその様は、リニューアルした駅舎の開放感と響き合い、日々の通勤・通学で駅を訪れる人々の心に、自然体な心地よさと活力を届けてくれます。
【curation】NOMAL ART COMPANY
INFORMATION
入曽駅
住所:〒350-1316 埼玉県狭山市南入曽567
西武新宿駅から新宿線で50分程度