
飯能駅をスタートして飯能中央公園を抜け、日本名園百選にも選ばれている能仁寺へ。そこから展望台のある天覧山へと登ります。北側の木段を下り、T字路に出たらトレイルを右手に進んで次は多峯主山を目指します。
多峯主山の山頂周辺は網目状にルートが入り組んでいますが、手入れが行き届いたトレイルはとても走りやすく、毎日のようにウォーキングや登山を楽しむ人たちも多いので初心者でも安心して踏み入れられます。
下山して県道70号線に出たら、ドレミファ橋で対岸へ。石を飛び越えて渡るのはなかなかスリリングです。渡った目の前にある標高差120mの龍崖山の山頂までは5分ほど。そこを往復した後は舗装路を西へと進んで飯能駅まで戻ってきます。
(2025年2月時点)
高麗駅から舗装路を北上して日和田山の登山口へ。ここはハイカーの多い山で、10数分で山頂まで駆けあがれます。展望が最も開けているのは二の鳥居。305mの山とは思えない高度感があり、巾着田を見下ろすことができます。途中、男坂と女坂に分岐しますが、岩場の少ない女坂の方が気持ちよく走れます。
日和田山を北に抜けたら少しだけ舗装路区間があり、左手に出てくる「ふじみや」ではアイスや飲み物を補給できます。そのお店の少し先から物見山の登山道へと入れば、走りやすいトレイルが続きます。展望はありませんが、物見山山頂は広々していて、ハイカーも多いです。
そこから北西に抜けて行き、北向地蔵まで来たら南下。権現堂、五常の滝を通過して武蔵横手駅へと下りてきます。北向地蔵からは爽快に下れます。
(2025年2月時点)
東吾野駅から舗装路を進んで、武蔵野三十三観音霊場の第29番札所である長念寺へ。そこを拠点に開催されているFunTrails Round 韋駄天 in 飯能の韋駄天8Kクラスをたどるコースです。長念寺からトレイルへと入り、愛宕山〜水晶山〜深沢山(東峰)〜沢山峠を経て、西大峰(土山ノ峰)の先にある分岐でユガテ方面へと進みます。長念寺からここまではアップダウンを繰り返し、標高差270mを一気に登るセクションとなります。
そこからユガテまでは下り基調。山上の桃源郷と称されるユガテには東屋もあるので、先を急がず休憩していってもいいでしょう。春にはたくさんの花々が咲き乱れています。
ユガテからの下りもトレイルに慣れていれば軽快に走れる区間。国道299号線に出たら、目の前に東吾野駅があります。登って下るというシンプルなレイアウトで駅からのアクセスも抜群のコースです。
(2025年2月時点)
吾野駅の直下にある、秩父街道の宿場町として栄えた吾野宿。大正期の古民家が建ち並んだその通りには古民家ゲストハウス、うどん屋、カフェ、和菓子屋など、散策が楽しくなるお店があります。出発前にぜひお立ち寄りを。
県道61号線とトレイルをつないで、じわじわと標高を上げて行けば、すぐに顔振峠に到着。ここには茶屋が3軒あるので小休憩のポイントにもなりますし、午前中遅めのスタートにして、途中この茶屋でランチを食べるくらいのゆるさで計画を立ててもいいでしょう。
そこからは気持ちよく水平移動で諏訪神社へと進みます。細かなアップダウンはありますが、十二曲り〜エビガ坂を経て、ユガテへと進むまではずっと下り基調。一部、舗装路をわずかに走る区間を挟みながらも、走りやすいトレイルが続きます。ユガテからも気持ちよく下れるコースで、ゴールの東吾野駅まではあっという間です。
(2025年2月時点)
正丸駅の改札を出て右手にある階段を下り、西武線のガード下をくぐって舗装路の坂を登って行きます。点在する集落の先の正丸峠分岐で左折、トレイルに入ってふたご岩、かめ岩を越え、関東ふれあいの道に出たら左へ。五輪山の先では男坂、女坂に分かれますが、安全を優先して女坂を選びましょう。
登りきった先が伊豆ヶ岳の山頂(標高851m)です。展望はありませんが、5月下旬頃にはツツジが咲き乱れるスポットとしても知られています。そこからは下り基調で古御岳、高畑山を越えて行き、竜神伝説の残る天目指峠へ。さらに下って行くと足腰の神様で有名な子の権現が出てきます。
舗装路で下って行き、国道299号線に出る直前には「小さなテラス URARA cafe」があるので、お腹を満たしてから帰路につくことができます。
(2025年2月時点)
横瀬駅をスタートして、舗装路で姿の池を目指します。池の目の前の小高い丘を登るとそこが羊山公園の端っこで、見晴らしのいい丘を水平移動していくと、琴平丘陵ハイキングコースに接続します。急に山っぽさが増して、アップダウンのあるトレイル、沢沿いのトレイルが出てきます。終盤には護国寺大観音像、長者屋敷跡など、立ち寄りスポットも出てきます。
影森駅から西武秩父駅までは舗装路を走ってもいいですし、電車でサクッと移動して祭の湯で汗を流して、秩父名物のホルモン屋で乾杯をして、“第二部”を早くから楽しむのもいいでしょう。
西武線沿線の山は標高が低いわりに急峻ですが、このコースは山に登らず丘を水平移動していくイメージで走れます。山っぽさが増す後半も、かなり気持ちよく走れるのでトレイルランデビューコースにも最適です。
(2025年2月時点)