ご提供予定料理（2018年1月～3月）

　同期間のブランチコースは秩父郡皆野町出身である門平 光正氏(Trattoria Diavola (大宮))が、ディナーコースは所沢を代表する人気店「みや」のオーナーシェフ宮本 浩樹氏がコース料理を監修します。 また、デザートは、新時代の若き才能を発掘する日本最大級の料理人コンペティションである「RED U-35」でブロンズエッグを受賞した中川 幸子氏が監修します。
　また、2018 年のバレンタインデー・ホワイトデーは、「平日昼間に乗車したい」というお客さまのご要望にお応えし、平日ランチコースを開催します。同日は往復運行で、西武新宿発→池袋着の “アーリーランチコース”、池袋発→西武新宿着の“レイトランチコース”として特別運行。デザートは同期間のデザート監修シェフである中川氏が考案したバレンタインデー・ホワイトデー特別デザートを提供します。

調理協力：武蔵野調理師専門学校

• 

  ●前菜

  秩父産ニジマスの香草マリネとチーマディラーパ みかんのソースで 秩父で獲れたニジマスを、ローズマリー、セージ、タイム、ローリエなどのハーブで香草マリネに仕上げました。そこに合わせたのはチーマディラーパというイタリア原産の菜の花。このチーマディラーパも茹でてから野菜のブロードでマリネをして、優しい味わいに仕上げてあります。
  そしてお皿の上でひときわ目を引くのは鮮やかな色のソース、実はこれ厳選したみかんの皮と絞り汁を鶏のブロードで柔らかくなるまで煮込んたみかんソース。
  チーマディラーパのほのかな苦みとマリネしたニジマスを、温かな春の日差しのようなみかんのソースが包み込んだ前菜、門平シェフが2018年最初の「52席の至福」ブランチの一品目にふさわしいお料理です。

  ●スープ

  鴨とキノコの焼きリゾット ヨーロッパ野菜のミネストラと共に お皿を覆い隠すサボイキャベツのドーム、その下には素敵なスープと焼きリゾットが隠れています。
  まずポアロー、フェンネル、ズッキーニ、サボイキャベツなどヨーロッパ野菜をふんだんに使った具沢山のスープ、ミネストラ。その上には、焼きリゾットがのっています。この焼きリゾット、じっくりと煮込んだ鴨のラグーとしめじと舞茸を入れて作ったリゾットを、形を整え一度冷やしてから焼き上げるという手間がかかったお料理です。アクセントとして舞茸を揚げたものも添えました。
  寒い季節にはうれしい、温かくておいしい宝物が詰まっているそんな一皿です。

  ●メイン

  秩父ルージュとバルサミコで煮込んだ至福の味わいの豚バラ肉
  借金なし大豆添え 門平シェフのメイン料理は秩父で栽培されたブドウを使った赤ワイン・秩父ルージュで芳醇な味わいに仕上げた豚バラ肉の煮込み、お肉の柔らかさと脂の旨みが至福の味わいに仕上がっている逸品です。
  一緒に添えた大豆も秩父由来の食材、「借金なし大豆」という名前で大正時代から栽培されてきた大豆を使っています。名前の由来は「借金を返し終える（＝なし終える）」ほどたくさんとれる大豆」であることから。やや小粒ですが豆の甘みが強いのが特徴です。シャキシャキの食感がうれしい山東菜が口のなかをさっぱりとさせてくれます。 ぜひ秩父が誇る赤ワイン、秩父ルージュと一緒にお楽しみください。

  ●デザート

  林檎と横瀬の紅茶が香るクレープ 2016年の運行開始から「52席の至福」の厨房チーフとして多くのシェフが監修した料理を調理・提供してきた中川幸子シェフ、そんな中川シェフが贈るブランチのデザートは横瀬の紅茶がふんわり香るクレープです。
  秩父の横瀬町で作られる紅茶は香りがよく、紅茶独特の渋みが少なくやわらかい味が特徴です。そんな横瀬の紅茶が優しく香るクレープ生地の中には林檎と生クリームが入っています。クリーミーなアイスクリームと一緒にお楽しみください。

  ●お飲み物

  紅茶（ホットは“よこぜのおいしい紅茶”で提供いたします。）
  又は コーヒー／カフェラテ／カプチーノ（ネスカフェレギュラーソリュブルコーヒー「挽き豆包み製法」使用）

  ※上記のコースには「くろうさぎのバターロール」が付きます。

• 

  ●アミューズ

  甘鯛のかぶら蒸し 出汁あんかけ まだまだ寒さが厳しい秩父の冬、そんな秩父で冷えた体を優しく温めてくれるアミューズは柚子の香りがうれしいかぶら蒸し。雪原のようなかぶら蒸しの中には、柔らかく蒸しあがった甘鯛が隠れています。シャキシャキの蓮根とわさびがアクセントになっています。

  ●前菜

  一期一会の喜びを込めた三種の前菜 ○軽く炙った金目鯛と鮟肝 鯛出汁とスダチのジュレで
  軽く炙った金目鯛を包み込むのは鯛の出汁とスダチのきいたジュレ、その上には濃厚な鮟肝が添えられています。薄くスライスしたミョウガの食感がなんともいえない大人の前菜です。
  ○穴子の棒寿司 パリパリの海苔で巻いて
  ふっくらと柔らかく煮た穴子を使った一口サイズの棒寿司、そのまま食べるのではなく、ぜひ一緒に添えたパリパリの海苔で巻きながら召し上がってください。
  ○みや特製自家製からすみ蕎麦
  宮本シェフのお店で人気のねっとりとした味わいが魅力の自家製からすみを蕎麦に添えました。濃い目のそばつゆとカリカリの食感がうれしいぶぶあられと一緒にお楽しみください。

  ●メイン

  和牛タンの八丁味噌やわらか煮込み 深谷ねぎの優しいソースとともに 和牛のタンを使った贅沢な煮込み料理、ソースには八丁味噌を入れて和食らしく仕上げました。上にのっているのは、埼玉の名産、深谷ねぎを柔らかく煮てソースにしたもの。冬に一番甘みが強くなる深谷ねぎ、優しい深谷ねぎソースの甘みが濃厚な牛タンと絶妙な相性を奏でます。
  添えられた野菜は出汁で炊き上げたゴボウ、里芋などの根菜、そして笑顔の人参。これは宮本シェフのアイデアで、2018年の年始めの「52席の至福」、このお料理を召し上がったお客様が「今年一年笑顔でいられますように」という願いが込められています。

  ●ご飯

  トリュフの香るTKG 秩父白みその味噌汁 宮本シェフの「52席の至福」のコース、最後を締めくくるのはトリュフが香るTKG、至福の卵かけご飯です。
  まずご飯、細かく刻んだトリュフとトリュフオイルをたっぷり入れた贅沢なご飯に仕上げました。そこにかけるのは卵黄に宮本シェフのお手製の土佐醤油で作った濃厚卵ソース。そして一緒にお出しするのは、鯛の出汁をベースに秩父の白みそで仕立てたお味噌汁です。
  至福のTKGと鯛が香る味噌汁、ゆっくりと味わいながら召し上がって頂きたい逸品です。

  ●デザート

  狭山抹茶の緑が美しい 52席の至福パルフェ 2016年の運行開始から「52席の至福」の厨房チーフとして多くのシェフが監修した料理を調理・提供してきた中川幸子シェフ。そんな中川シェフが贈るデザートは和食の締めくくりにふさわしい狭山抹茶をつかった美しいパルフェです。
  モチモチの食感が楽しい抹茶豆腐に白玉とイチゴ、さらにホワイトチョコレートと抹茶が香るスポンジ、そしてマスカルポーネが入った濃厚なクリーム、そのすべてが狭山抹茶の深い緑の下に隠されています。甘くて濃厚な味わいがある狭山茶を存分に味わえる上品なデザートです。

  ●お飲み物

  紅茶（ホットは“よこぜのおいしい紅茶”で提供いたします。）
  又は コーヒー／カフェラテ／カプチーノ（ネスカフェレギュラーソリュブルコーヒー「挽き豆包み製法」使用）

  ※上記のコースにはウエルカムドリンク、おみやげが付きます。

• 
  

  

  PROFILE

  1982年 埼玉県秩父郡皆野町出身。
  2013年 ガロファロパスタコンクールロングパスタ部門にて優勝。
  2014年 渡伊、ピエモンテ州トリノ郊外のカルーゾの一つ星リストランテ Gardeniaで1年間修行。 ウンブリア州オルヴィエートのオステリア、エミリアロマーニャ州パルマのトラットリア、ピエモンテ州のリストランテ 21.9（同年ミシュラン一つ星獲得）でセコンド場を担当。
  2016年10月（株）ノースコーポレーション（さいたま市）へ復職。 現在 Trattoria Diavola（大宮）シェフ。 秩父産マスカットベーリーA やメルローから高品質なワインを醸造するワイナリー、兎田ワイナリーの併設レストラン、アズーリ・レプレの料理を監修するなど、多岐に渡って活躍中。

• 
  

  

  PROFILE

  1972年 東京都清瀬市出身。
  都内で8年間修行後、関西で5年間、日本料理の料理長を経験し、2002年所沢で完全予約制のお店「日本料理 みや」をオープン。地元に愛されるお店創りを目指し、オープン1年でたちまち人気店となる。「地元の人が選ぶ地域の愛されるお店ベスト10」にも選ばれたことのある、所沢を代表する人気店のシェフ。野菜ソムリエの資格を生かし、地元野菜を使った、体に優しい日本料理をモットーにお料理を提供している。

• 
  

  

  PROFILE

  1988年 愛媛県西予市宇和町出身。
  2016年の運行開始より「52 席の至福」の調理リーダーとして多くのシェフの監修料理を調理提供。
  2017年度RED U-35ではブロンズエッグを獲得。