西武鉄道の安全・安定輸送を担う運行管理システム（SEMTRAC）を順次更新

　西武鉄道株式会社（所在地：埼玉県所沢市、社長：小川 周一郎）は、西武線の安全・安定輸送を担う運行管理システム＝SEMTRAC：セムトラック（SEIBU MULTIPLE TRAFFIC CONTROL SYSTEM）を１８年ぶりに更新し、９月１６日（土）より本運用を開始しました。

　今回のシステム更新では、運転司令所の運行表示盤を高性能化し、気象条件による運転規制や各駅のカメラ映像などを一元的に把握することが可能となり、荒天時や異常時における対応力が向上しました。 運行情報と連携しているホーム自動案内放送では、列車接近時の英語放送を追加したほか、優等列車の途中停車駅や遅延情報などの案内が可能となりました。 また、機器集約による大幅な設備数削減によりシステムの保守効率も向上しました。

なお、今回は池袋線系を新システムに更新し、２０２４年度には新宿線系を更新する予定です。

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