西武鉄道

災害に強い西武線

これから求められる安全・安心は、「いい地盤」の価値を知ることから。

2018年11月28日の第1回「いい地盤の日アワード」の受賞や、
SUUMOが2020年10月27日号に公表した「災害に強い街」が行った調査などにおいて、
西武線は災害に強いと評価されています。その理由とは?

西武線沿線地盤の
二つの特徴

地盤の安定した
「武蔵野台地」にある路線網

東京都 23 区西部から埼玉県西部にかけて、地盤の安定した「武蔵野台地」の上に路線網が敷かれています。武蔵野台地は、多摩川と荒川によって生まれた扇状地の上に、火山灰の層(関東ローム層)が堆積してきた土地です。この地域では、地震が発生しても揺れにくい、液状化しにくいといった特徴があります。多くの西武鉄道の駅がこの武蔵野台地上にあり、地盤ネット株式会社の評価基準「地盤安心スコア※」でも高い数値を出しています。

地盤安心スコアとは

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「地盤安心スコア」とは、地盤ネット株式会社の膨大な地盤調査データと一般に開示されているハザードマップなどのデータを組み合わせて、「地盤改良率」「浸水リスク」「地震による揺れやすさ」「土砂災害リスク」「液状化リスク」という5つの視点で100点満点で評価しています。80点以上は災害リスクの少ない良い地盤となります。

参考

地盤ネットホールディングス
「いい地盤の日アワード」大賞について

西武鉄道は、東京都 23 区西部から埼玉県西部の堅固な地盤の上で鉄道事業を展開しており、沿線の「地盤安心スコア」が高いこと、また安全に対する企業姿勢を高く評価していただき、2018年11月28日の“いい地盤の日”に「いい地盤の日アワード」大賞を受賞しました。

出典:国土地理院Webサイト(標高タイルを加工して作成)

「標高の高さ」

川や池の周辺、あるいは水辺を埋め立ててできた人口造成地は地盤が弱い傾向にありますが、武蔵野台地には大きな河川が少なく、安定した地盤を保っています。西武鉄道の線路は、標高約30~40mの平地に敷かれているため、川沿いや水辺の地域を除けば、浸水被害などの水害を受けにくいと言われています。

良い地盤を選ぶことの重要性

震災時に同じ地域内でも場所によって被害の大きさが全く異なっていたことからもわかるように、地盤と自然災害というのは密接な関係にあります。同じ震度5の地震が起きたとしても、地盤によっては揺れが増幅され、体感では震度6にも7にも相当してしまうような地域や場所があるということです。

地盤が良いと
理想の住まいも建てやすい

良い地盤の場所を見ていくと、さまざまな災害リスクを避けられるだけでなく、緑が豊かであることと、人が「陽当たりが良い」「心地よい」「過ごしやすい」と感じる環境も充実していることが多いです。同じく家を建てる際にも地盤が良い場所であれば「窓を大きくする」「柱の少ない広い空間をつくる」など、より自由な設計が可能です。

自然災害対策

いざという時に備えて