
監修
松本 一平 氏
ラペ(La Paix)
(日本橋)オーナーシェフ
PROFILE
六本木などのレストランで修行をした後に渡欧。
ベルギーのミシュラン一つ星のレストラン「レッソンシェル」にて腕を磨き、帰国後、日本橋「オーグドゥ ジュール メルヴェイユ」のシェフに就任。
2014年に独立し、「ラぺ」をオープンする。
2018年度版のミシュランガイドから4年連続で一つ星を獲得。
有名店・シェフ監修のコース料理を季節替わりで提供します。
※当日の提供メニュー、運行情報に関しては当サイトにて公開いたします。
ブランチメニューは、ベルギーのミシュランの一つ星店で修業し、2014年に独立して
「La paix(ラぺ)」オーナーシェフを務める松本一平氏が監修し、
ディナーメニューは、国際線のCAから料理人に転身し、豊かな感性と飾らない性格が評判を呼び、
多方面で活躍中の東京ミッドタウン日比谷「morceau(モルソー)」オーナーシェフを務める秋元さくら氏が監修します。
調理協力:武蔵野調理師専門学校
松本シェフの1品目は、夏のフルーツ・桃をヨーグルトと合わせ、さっぱりとしたスープに仕立て、そこに完熟アボカドを使ったコクのあるフォンダンをあわせました。アボカドのフォンダン、桃のスープの上には、旨味あふれるズワイガニと、埼玉県榎本園のトマトを使ったジュレも添えました。夏らしい白ワインにあう一品です。
2品目は、野菜がたっぷりの一皿。埼玉で採れる色とりどりの旬の夏野菜を選び、色鮮やかに仕上げ、そこに白ワインとプロヴァンスのハーブの風味を持つノイリー酒を煮詰め、魚のだしとセロリのピュレを加えて作り上げた芳醇なブールブランソースをあわせました。最後にベーコンとパルミジャーノチーズの香り立つ泡をのせたら、埼玉の野菜の魅力が存分に引き出された至福の野菜料理の完成です。
松本シェフのメイン料理は贅沢に仕上げた濃厚ビーフストロガノフ。牛肉の厳選した部位にパプリカパウダーなどをまとわせ、香ばしくソテーしてから、香味野菜や椎茸と一緒にマデラ酒とフォンドヴォーでじっくり煮込みました。一緒にあわせるご飯にも一工夫、バターと玉ねぎと一緒に優しく炊き上げたバターライスをたっぷり添えました。一口ごとに幸せが深くなる至福のビーフストロガノフです。
松本シェフのデザートは白の色合いの中に、美味しいアクセントが隠されたおしゃれな一皿。ベースのブランマンジェには、韃靼そば茶の香りをうつして香り高い味わいに仕上げ、さらに一緒に添えられたアイスにも、ゲランドの塩をアクセントに加えました。最後にオリーブオイルとゲランドの塩を飾ったら完成です。白い色合いの中に奥深く広がる松本シェフの世界をお楽しみください。
2021年夏のディナーのアミューズは秩父の美味しいものを集めた一皿。冷たいガスパチョには秩父のしゃくし菜をトッピング、食感のアクセントになっています。やまなみチーズ工房のカマンベールに鹿肉のパイ、そして埼玉の夏野菜には、秋元シェフ監修の秩父味噌のバーニャカウダソースを添えました。体にも優しい秩父の夏の恵みです。
秋元シェフが52席の至福のために考えたディナーの前菜は、秩父の大地の恵みを集めた珠玉の一皿。スモークサーモンのガレットには、秩父のそばの実を炒ったものを添え、香ばしさをプラス、秩父椎茸はニンニクとパセリの香りが効いたバターで焼きあげ、肉厚の食感を楽しめるように仕上げました。さらにフロマージュ・ド・テッドと言われるテリーヌも前菜に華を添えます。豚耳、豚ほほ肉、豚タンを柔らかくなるまで煮込み、旨味が詰まったスープと一緒にゼラチンで固めました。ハーブが効いたマヨネーズと合わせてお楽しみください。
魚料理は夏の魚・鮎を使ったフレンチの逸品。カリッと仕上げた鮎のムニエルに添えるのは、鮎と玉ねぎ、白ワインで味付けした鮎のリエット。色鮮やかなグリーンソースは、キュウリとほうれん草を合わせた夏らしい味わいに。食感のアクセントには、パートフィロをパリパリに焼いたものを添えました。口の中で鮎の薫りが広がる夏らしい一皿です。
秋元シェフがメインに選んだのはフレンチの王道・鴨。低温で火入れをして、美しいピンクに仕上げた鴨にあわせるのは、濃厚な中にもオレンジが香る赤ワインベースのボルドレーズソース。一緒に添えられた埼玉の夏野菜と鴨、ボルドレーズソース、すべての組み合わせが美味しい大満足のメインディッシュです。
ライチの風味が生きたなめらかな白いムースの上には、夏らしいアールグレイのジュレ、そして味のアクセントにはマンゴーとパッションフルーツを合わせたトロピカルソースを加えました。ジュレに下には甘さと酸味のバランスが絶妙の秩父ブルーベリー。さっぱりとしながら南国の薫りが贅沢なトロピカルパフェです。
※上記のコースにはウエルカムドリンク、おみやげが付きます。
各コース料理において、アレルギー物質またアレルギー物質を含む食材及び調理手法を使用する場合もございますが、該当料理の変更や、該当部位の除去によるご提供はいたしかねます。詳しくはお問い合わせください。
○:使用 △:同じ製造所で製造
メニュー名 | 義務表示7品目 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
卵 | 乳 | えび | かに | 小麦 | そば | 落花生 | ||
ブ ラ ン チ コ | ス |
桃スープとアボカドフォンダン ズワイガニのリエットとトマトのジュレを添えて | ◯ | ◯ | |||||
埼玉野菜の一皿 ブールブランソースとベーコンとパルメザンチーズの泡と共に | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
至福の濃厚ビーフストロガノフ | ◯ | ◯ | ||||||
韃靼そば茶のブランマンジェ 塩アイスとオリーブオイル | ◯ | ◯ | ||||||
デ ィ ナ | コ | ス |
秩父アミューズ 2021年夏 | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
秩父の大地の恵みの前菜プレート | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
夏が薫る鮎のプレート グリーンソースをアクセントに | ◯ | ◯ | ||||||
至福の鴨のロースト オレンジボルドレーズソース | ◯ | |||||||
秩父トロピカルパフェ 紅茶のジュレを添えて | ◯ | ◯ | ||||||
メニュー名 | 卵 | 乳 | えび | かに | 小麦 | そば | 落花生 |
(※1)ショットでの販売になります。
(※)価格は全て税込み
(※)各コースとも、ソフトドリンク/フリー、アルコール類/有料
六本木などのレストランで修行をした後に渡欧。
ベルギーのミシュラン一つ星のレストラン「レッソンシェル」にて腕を磨き、帰国後、日本橋「オーグドゥ ジュール メルヴェイユ」のシェフに就任。
2014年に独立し、「ラぺ」をオープンする。
2018年度版のミシュランガイドから4年連続で一つ星を獲得。
国際線CAとして世界各地を訪れ、さまざまな食文化を体験するうちに料理への興味が高まり、料理人に転身。調理師学校卒業後「オーギャマンドトキオ」の木下シェフに師事。2009年にソムリエでもあるご主人とともにフランス家庭料理モルソーをオープン。季節の素材の持ち味を生かした女性らしく繊細でみずみずしい料理は数々のリピーターを生み出し、モルソーは現在予約のとれない店として連日の盛況を見せている。NHKあさイチレギュラー、JRリゾート列車料理監修、AEON主催の料理塾シェフパートナーズメンバー、レシピ本の出版、オリジナルキッチンウェアのプロデュースなど豊かな感性と飾らない性格が評判を呼び多方面で活躍中。一児の母。