西武鉄道

線路近接工事安全対策のお願い

線路の近くで工事を行われる方へ(線路近接工事のご案内)

西武鉄道の線路周辺にて行う工事(以下、線路近接工事)を実施する場合は、事前のご連絡・ご協議をお願いいたします。

 また、当社の許可なく線路内に立ち入らないでください。
 万が一、列車を緊急停止させる等、当社に損害が発生した場合には、損害賠償を請求させていただく場合があります。

建設工事公衆災害防止対策要綱(国土交通省告示第496号令和元年9月2日)

該当する工事の例

~足場の組立てを行う工事~
足場が倒れることで電線への接触による感電や列車を長時間止める恐れがあります。シート等にて養生を行う場合、設置中に飛散や落下のないように対策を講じて下さい。また、列車の風圧等でなびくことがないように足場や骨組に強固に緊結してください。列車や電線に絡まり、列車を長時間止める恐れがあります。

~掘削を行う工事~
線路を支える地盤が緩むことにより、列車を長時間止める恐れがあります。

~クレーンなどの重機使用を行う工事~
旋回させたブームやワイヤーが電線に接触することで感電や列車を長時間止める恐れがあります。

実際の事故事例

作業用足場が線路側へ倒壊し支障
養生シートが飛来し電気設備を支障
日時:2022年7月8日(金) 場所:保谷駅~ひばりヶ丘駅間
養生シートが風で巻き上がり、列車及び電線を支障
影響人員:約24万人  運休時間:約7時間
日時:2022年7月8日(金) 場所:保谷駅~ひばりヶ丘駅間
養生シートが風で巻き上がり、列車及び電線を支障
影響人員:約24万人  運休時間:約7時間

線路近接工事の事前打ち合わせ・協議が必要なのはなぜ?

線路近接工事は小さなミスから人命にかかわる大きな事故(列車への接触や感電など)につながる可能性があります。線路近接工事で作業をされる方や列車にご乗車のお客さまの安全を守るため、線路近接工事をお考えの方は一度当社までご相談ください。なお、工事内容により事故防止のための必要な安全対策をお願いさせていただく場合がございます。
皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします。