自然災害対策

さまざまな自然災害対策として、災害の拡大・発生を最小限にとどめるための各種設備を備えています。

耐震補強

駅舎や高架橋の耐震性を高める

耐震補強(秩父高架橋)

耐震補強(秩父高架橋)

駅舎や高架橋の耐震性を高めるため、耐震補強の工事を進めています。

早期地震警報システム

初期微動をキャッチして、安全を確保

気象庁の緊急地震速報を活用したシステムです。地震が発生した場合、初期微動(P波)を解析し、大きな揺れとなる主要動(S波)の到達前に列車に音声を送り、乗務員が手動で列車を非常停止させます。
震度4以上の地震発生情報を受信した場合は、全列車を直ちに停止させ安全を確保します。

地震計

二次災害を最小限にくい止めるために

地震表示盤

地震表示盤

当社線を大きく四つに分割し、それぞれのエリアに地震計を設置しています。
震度4以上~5弱では列車を一旦停止後、通常より速度を落とした注意運転を行い、安全を確認してから正常運転に戻します。震度5強以上では全列車を停止させ、全線の安全が確認でき次第、運転を再開します。

風速計

橋梁など、全線で13ヵ所に設置

全線で13ヵ所に設置しています。主な跨線橋、橋りょう、架道橋上に設けており、計測した風速は隣接駅と運転司令で表示されます。
風速が秒速20m超では時速55km以下、秒速25m超では時速25km以下の注意運転、風速が秒速30m以上では列車の運転を一時中止します。

雨量計

安全のため、降雨量を自動的に記録

受水部(雨量ます)と記録部(記録計)からなり、降雨状況を観測室内で自動記録、同時に運転司令へ伝送されます。
全線で15ヵ所に設置しており、高麗~西武秩父駅間では降雨が毎時30mmに達した時は時速35km以下で運転、降雨が毎時50mmまたは継続降雨量が250mmに達した時は電車の運転を一時中止します。

土砂崩壊検知装置

土砂崩壊や落石の危険個所を検知

土砂崩壊検知装置

土砂崩壊検知装置

山間部の土砂崩壊や落石の危険のある切り通しに設置。センサーを取り付けた検知柵と金網で異常を検知します。池袋線6ヵ所、西武秩父線22ヵ所に設けており、運転司令では常に動作の有無を監視しています。

レール温度監視システム

安全・安定輸送のため、線路の状態を把握

常にレール温度を監視し、レール温度が45℃以上に達した時は注意、50℃以上に達した時は警戒とし、安全・安定輸送のため線路状態の把握をしています。

電気融雪器

通常の運行にかかわる分岐器に100%設置

電熱ヒーターにより、降雪による分岐器の転換不能を防ぎます。駅構内及び車庫線など約700ヵ所に整備されており、通常の運行にかかわる分岐器には100%設置しています。

監視カメラの設置

積雪状況を常時確認

降雪時の列車運行の安全を確保するため、積雪量の多い西武秩父線に監視カメラを4ヵ所設置し、常に積雪状況を確認しています。

法面の改良

土砂崩壊を防止

法面(芦ヶ久保駅)

法面(芦ヶ久保駅)

列車運行の安全確保のため、線路脇の法面を改良することで斜面の安定化を図り、土砂崩壊を防止して安全性を向上させています。

  • 2016年7月31日現在