西武鉄道

新宿線中井~野方駅間連続立体交差事業

事業について

本事業は、東京都が事業主体となり、中野区と西武鉄道が連携して、西武鉄道新宿線の中井駅付近から野方駅付近までの約2.4kmについて鉄道を地下化し、道路と鉄道を連続的に立体交差化するものです。
この事業により、7ヵ所の踏切を除却し、交通渋滞が解消します。
さらに、地域の一体化や、駅前広場などの整備の推進により、安全で快適なまちづくりが実現されます。

2021年3月13日(土)ダイヤ改正に伴い、駅名変更を行いました。そのため、上図と駅名表記が異なる箇所がございます。あらかじめご了承ください。

<変更駅>
西武遊園地駅→多摩湖駅
遊園地西駅→西武園ゆうえんち駅

事業の経緯

2011年8月 都市計画変更
東京都市計画都市高速鉄道西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)
2011年11月 用地測量説明会
2013年4月 都市計画事業認可(中井駅~野方駅)
2013年7月 用地補償説明会
2013年12月 事業及び工事説明会

事業の効果

交通の円滑化

中野通りをはじめとする幹線道路や通学路などの7ヵ所の踏切がなくなり、交通渋滞が解消されます。

安全性の向上

踏切事故がなくなり、道路と鉄道それぞれの安全性が向上します。

地域の発展

これまで鉄道により分断されていた沿線地域の一体化が図られ、新たな魅力あるまちづくりが推進されます。

利便性の向上

エレベーターやエスカレーターを設置することで、駅がバリアフリー化され、誰もが快適に利用できるようになります。

工事の順序

事業の詳細

[1]路線名 西武新宿線
[2]区間 中井駅付近(中野区上高田五丁目)~野方駅付近(中野区野方四丁目)
[3]延長 事業区間 約2.4km
[4]構造形式 地下形式
[5]駅施設

新井薬師前駅
1. ホーム延長:170m
2. ホーム幅員:約7m~8m
3. 各ホームにエレベーター・エスカレーターを設置

沼袋駅
1. ホーム延長:170m
2. ホーム幅員:約4m~9m
3. 各ホームにエレベーター・エスカレーターを設置

[6]都市計画事業認可 2011年8月
[7]都市計画事業認可 2013年4月

立体交差化により解消される踏切道(7ヵ所)

踏切道の名称 道路の名称 現況踏切道の幅員(m) 道路の通称名
中井第7号 区道810号線 5.9 -
新井薬師前第1号 区道主要幹線道路5号線 9.0 -
新井薬師前第2号 都道鮫洲大山線 20.0 中野通り
新井薬師前第3号 区道320号線 8.0 -
沼袋第1号 区道主要幹線道路10号線 8.0 -
沼袋第2号 区道730号線 6.0 -
沼袋第3号 区道1000号線 4.8 -

交差する都市計画道路(2ヵ所)

都市計画道路の名称 計画幅員(m) 現況幅員(m) 道路の通称名
補助第220号線 11 - -
補助第26号線 20 20 中野通り