西武鉄道

6000系

東京メトロ有楽町線との相互直通運転対応車として1992年に登場しました。10両固定編成の通勤車両で、車体は当社初のオールステンレス製。VVVFインバータ装置により誘導電動機を駆動するハイテク・省エネ車両です。快適な空調、車内案内表示器、自動放送、ドア開閉予告チャイム、車いすスペースなどのサービス設備も充実しています。
1996年12月からの増備車両は車体をアルミに変更し、車号が6050番台となりました。さらに1998年2月には、台車をモノリンク式にして戸袋窓を廃止することなどにより、さらに軽量化した新型の6000系が登場しました。

車両情報

副都心線化工事の概略

東京メトロ副都心線での運行に合わせ、以下の工事を施しました。(代表的なもののみ)

ワンマン対応、ホームドア対応

  • CCTV装置
  • ワンハンドルマスコン
  • 運転士/車掌画面 車両制御情報管理装置(TIS装置)
  • 表示灯画面
  • ATO車上子
  • ATO送受信機

旅客サービス向上

  • 前面・側面表示器のLED化

車体前面塗色(白色)

両数内訳(全25編成中)

2022年1月現在

  • 6000系改造車・メディア装置搭載車…23編成・230両
  • 6000系未改造車…2編成・20両

30000系車内に設置されている「Smileビジョン」(車内ディスプレイ)と同様の装置を搭載しています

主要諸元

2023年3月31日現在

固定編成 保有車両数 製造初年
10 250 1992年

車体

扉数(1両片側) 座席配置 サービス設備
4 ロング 自動放送
案内表示
優先席
車いすスペース
弱冷房車

走行装置

モーター出力kw 制御方式 ブレーキ
155
170
190
VVVF 空気・回生